リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由⑰

■リーダーシップの前に学んでおくことがある。

 人によい影響を与えようと思ったら、まず人とやり取りをする必要があります。コミュニケーションが先でリーダーシップが後です。

 中学生は、学校生活を通して家族以外の人とのコミュニケーションが増えます。初対面から始めて、何となく親しくなって友達になっていきます。

 しかし、登校して授業に出て、誰とも話さず下校する毎日の生徒もいるでしょう。先生に質問されたら最低限の返答をするか、黙っていても相手が諦めたらそれでコミュニケーションを終わらすことができます。

 「友達を大事にしろ」と言いますが、多感な時期に友達といろいろな話をして「聞く」「話す」を繰り返しながら相手を理解する力や共感する力(コミュニケーション)を養うことは、リーダーシップに繋がります。

 友達の「相談」にのることでよい関係をつくることができますし、感謝されて影響力をもつきっかけにもなります。

 友達が集まっても、黙ってゲームに集中し時間になったら解散、なんていう友達付き合いもあるようですね。

 学校が終われば塾や習い事に直行。「目的」をもった行動ですが、「最近、何か面白いことある?」「何を話そうか?」なんていう余裕もなくスケジュールをこなすサラリーマンのようです。

 隣の席の人にメールで連絡することに通じるような気がします。若手社員はコミュニケーションが苦手、という話も以前はほとんどありませんでした。

 リーダーは、メンバーを理解しメンバーの期待に応えることが重要です。ビジネス・リーダーは、子供の頃ころの経験を活かしているのかも知れませんね。

 「人に対する興味、関心」は、大人になって研修で学ぶようなものではありませんね。

≪続く≫

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