人事制度の運用教育で、組織を活性化させる!

 昨年の11月から今年の2月にかけて『目標管理制度研修』全9回を、担当しています。1日のプログラムで、被評価者(中堅職員)が対象です。人事制度の運用研修は、管理者(評価者)を対象とすることが多いですが、制度運用の効果を考えれば、被評価者への制度運用教育は、とても重要です。もちろん、管理者(評価者)の能力開発が、最優先です。

 人事評価制度の目的は、個人の成長と組織の成果を高めることです。そのためには、よい制度の設計と、制度の効果的な運用が、必要です。よい制度設計とよい運用教育のシナジー効果が、組織の成果を生みます。(制度だけでもだめ。教育だけでもだめ。)

 コンペティションを経て、依頼が確定した後、人事部門と能力開発部門の合同メンバーと講師がミーティングを行い、クライアントの人事制度の説明を受けて、研修プログラムを確認しました。

 人事評価(目標管理)制度は、人事部門が作成し、講師が理解しました。

 研修を担当するに当たり、評価者用の『人事評価制度マニュアル』を貸与して頂き、研修テキスト、ワークシート類を、今回の研修用に開発しました。

 今回の研修のために、研修プログラムを作成し、実施しています。

 一連の流れで、METS modelの要素(MTEの順番)が活用されています。METSの要素をシナジーさせることにより、研修効果が高まります。その結果、制度運用がうまくいき、組織の成果を高めることに繋がります。

  『目標管理制度研修』の目標観は、1)(自社の)人事評価制度を理解する。2)目標管理制度の意義と仕組みを理解する。3)セルフマネジメントの進め方を学ぶ、の3点です。プログラムのポイントは、以下の点です。

 ①人事評価制度の理解度テストを行います。(穴埋め式)②人事部門に代わって、講師が人事評価制度、目標管理制度を説明します。③自分の目標を達成するためのセルフマネジメント、タイムマネジメントを学びます。④担当業務において、等級に求められる評価要素(着眼点)の具体的な内容をワークシートに書き出します。⑤セルフマネジメント計画を立てます。

 この研修を受講することによって、自分が評価される言動を理解し、担当業務のどこに着眼点があるのかわかり、頑張るポイントがわかります。自分の評価を上げる言動がわかり、モチベーションが高まります。(受講生の一次考課のポイントは、確実に高まります。)  以上 

 

  

 

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