「話の内容」からわかる不安定者の特徴。

 相手の外見や態度、話し方から心理を読み取るには、人に対する感受性が必要だ、職場から事故者を出さないためには、不正を起こす前の変化を周囲の人が感じて未然防止に努める必要がある。

 特に職場の責任者は、部下の変化に気づきコミュニケーションを図ることで未然防止をに努めなければならない。また部下を理解することで効果的なOJTを行うことができる。

 しかし、部下に関心がなかったり、人に対する感受性の低い管理者は職場も部下も管理することができず目標を達成できない。つまり、管理者失格といえる。

 上司と部下には、“指示命令”と“報告・連絡・相談”の関係にあり必ず接点がある。「話の内容」から部下の心理を理解することができる。

 不安定者の「話の内容」の特徴とは、

①報告・連絡が多くなる。②報告・連絡が少なくなる。③説明が極端に長い。(重要なことは話さない)④説明が要領を得ない。⑤ミスを他人のせいにする。⑥自分の成果のみ主張する。⑦言い訳が多い。⑧「わからない」を連発する。⑨その場で答えない。⑩明らかなうそをつく。⑪会社や上司を非難する。(逆切れする)

 メールや報告書などは、文章による「内容」なので上司の読解力が必要だ。対話は、「外見」「態度」「話し方」「話の内容」がすべてチェックできるので対面の機会と時間を増やすことで、部下を理解することができる。

  

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