リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由㉓

■問題のある指導者の心理。

 部活を健全に運営し、生徒の成長によい影響を与えている優秀な指導者はたくさんいるでしょう。しかし、指導者の中には部員に悪影響を与えている者もいるようです。

 そもそも、集団を管理して活動を健全にマネジメントすることはとても難しいことです。(マネジメントとは、部活動の目的を実現するために、構成員を効果的に活用して目標達成することです。)

 大きな部では、3学年で100名を超える大所帯もあるようです。この規模の運営であれば活動は、組織的になります。

 マネジメントは会社でも同様ですが管理する部下の数が多いほど難易度が上がります。ワンマンワンボスの原則でいえば、一人の管理者に対して効果的に管理できる部下の数は5~6名程度といわれています。

 部活の人員構成は、指導者や顧問の先生を責任者として、生徒側は部長や副部長と部員といった構成でしょうか。部員から更にまとめ役を決めて小集団をつくらねば、うまく運営管理できません。

 部活の運営方法はさまざま考えられますが、やはり指導者の影響はとても大きいと思います。生徒からすれば、部活動を通して集団活動の理解や運営方法、人間関係(上下関係)、集団での振舞い方などを体験から学びます。

 高卒で働く生徒であれば、中高6年間の部活動を会社生活の疑似体験として学習することでしょう。(会社で働く前提となる考え方や行動という意味です)

 問題は、部活で何を学習するか、です。それは、指導者がどのような部活運営をするかにかかっています。

 その部活運営は、将来のリーダー候補、社会人として人材の育成にどのような影響を与えるのでしょうか?

≪続く≫

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