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話し方でわかる人の心理状態。
人の話し方は千差万別である。声の大きさ、話すスピード、滑舌などは本人の特性が表れる。
友達や上司、お客様など相手や状況によっても話し方を変える。対話の知識や技術、状況判断力の高い人ほど対応力に優れているため変化は読みづらい。
不安な状態の話し方には特徴がある。外見を整えたり、態度に注意することは比較的容易だが、発声や相手との会話に対応させて通常を装うことは難しい。
表情と発声のコントロールは似ているが、もともと表情の乏しい人は多く、変化がわかりにくいので注意が必要だ。発声には、さまざまな変化のパターンがあるのでよく聞いていればわかる。
話し方は、聴覚による記憶だ。例えば、電話応対は外見や態度の視覚による記憶は残らないが、相手の話し方に集中するので推測できる。(性別、体型、姿勢、心情、性格、能力など)
不安状態の話し方は、通常と比較して①極端に声が大きい②キーが高い③声が小さい④無口(黙る)⑤ぶっきらぼう(乱暴)⑥声が震える⑦早口⑧言葉をかむ⑨極端に丁寧⑩敬語の多用、など。
相手の話し方を注意深く傾聴しよう。外見と態度の特徴と合わせて判断すれば、相手の心理状態はよくわかる。
「組織文化」の健全度を調査する。
「組織文化」は、組織の構成員に共有されている考え方や行動様式のことである。
「組織文化」は、組織運営に大きな影響を与える要因だ。意思決定者の言動が組織文化を創り、構成員が組織文化にしたがうことで定着し、その組織文化が意思決定者の言動に影響を与える。
その繰り返しによる時間の経過で組織文化は醸成され特徴づけられる。組織文化にはよい文化とよくない文化がある。
「組織文化」は、当局担当者の重要なチェック項目の一つだ。
ある営業店の職員が不正をしたとして、その原因が職員の個人的な理由とすれば、その職員を解雇すれば問題は解決すると考えられる。
しかし、不正の原因が組織文化にあるとすれば、組織文化が変わらない限り再発すると考えられる。
今日では、後者の判断をする傾向が強い。「貴社には、『不正を起こす組織文化』があるのではないですか?対策はどうするんですか?』そう、問われたら対処は簡単ではない。
あまりにも不祥事件が多く、日常的に起きている事実と、「組織文化」に対する研究、学習が進んでいるためと考えられる。
不正を誘発し、隠ぺいし、許し、改革に消極的な「組織文化」であれば、再発の可能性は高い。一般的に企業は、自社の「組織文化」の多面的な把握や改革のノウハウをもっていない。
本調査は、組織文化を6要素18項目で調べる。組織文化の要素の中でも不祥事の発生に関係する要因として6要素を設定している。
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態度を観察して人を理解する。
人は、人に会った時、外見と同時に態度を見る。外見と態度は視覚によって認識され記憶に残る率は高い。特に初めての印象は強く記憶に残る。
したがって、相手にとって好ましい外見と態度が、好印象を与えよい人間関係つくりに役立つ。一方、不自然な態度や変化によって、相手の現状を推測することができる。
心理状況は、態度に表れる。態度は、表情よりも大きな動きがあるのでわかりやすい。肯定的な態度も否定的な態度もあり、意識的な態度も無意識な態度もある。
事故者予備軍または不正者の特徴的な態度はどうか。
①態度が乱暴になる(投げやり)②極端に丁寧になる③神経質に早く動く④動きが鈍い⑤挨拶しない⑥何度も挨拶する⑦虚勢を張る⑧背中を丸める⑨人の顔色をうかがう⑩人の目をみない⑪いるべき時にいない⑫いるべき場所にいない⑬自分への電話に敏感⑭顔や髪に何度も触る。
日常的な態度よりも、変化に着目することが重要だ。
「組織運営の健全度調査」の構成要素。
調査は、Webサイトから個人が無記名で質問に答える。調査は、3分野25要素89項目で構成されている。
分野 1)組織文化-職員に共有された考え方や行動に関する健全度
2)経営管理-目標達成活動に関する健全度
3)人事施策―人事管理や働き方に関する健全度
≪続く≫
外見の変化に注目する。
人の外見は記憶にとどまる率が高い。日々の観察によって外見の変化を読み取ることができる。事故者予備軍は、不安心理の影響で通常とは違う外見へと変化する。
安定時と不安定時の変化が重要なので、日常の外見と不安定時の外見の特徴を理解して比較する。
外見が均一化されている業界、会社、職場の場合は、変化がわかりやすい。例えば、制服の着用、ドレスコードの設定、ビジネスマナー教育が徹底されている場合。
一方、個性的で勤務時間や働き方(労働時間)の自由度が高く、個人の裁量で仕事をしている場合は、不安定な変化が周囲にはわかりづらい。
事故者予備軍は、不安定時の自分の外見の変化に気づかないことが多い。不祥事の未然防止のためには周囲の人が変化に気づき、“声を掛ける”などのアプローチをすることが重要である。
≪一般的な不安定者の外見の特徴≫
①頭髪の乱れ②肌荒れ③ネクタイのゆるみ④目が泳いでいる⑤極端に暗い表情(鬱)⑥極端に明るい表情(躁)⑦汚れた靴⑧不相応な高級ブランド服⑨不相応な高級装飾品 など
以上


