営業の学びかた。 【若手営業研修より】 

 若手営業には、十分な学習が必要です。1つは、企業人としての学習です。営業として実績をつくるには企業人としての成長も必要です。一人前の会社員として認められれば営業としての信用も高まります。

 基本的な学習内容は、目標達成に必要な商品知識と商談技術、取組み態度です。基本的な内容から難しい内容へ段階的に身につけます。学習内容は営業によって違うので上司の指導に従います。大事なことは自分のレベルを自覚して、自主的に学ぶことです。

 営業の学習は、実践から身につけることが多いですが、知識などは仕事中の移動時間や自分の時間を使うようにします。昼間は、商談のための時間を充分に確保しましょう。仕事に必要な学習とはいえ、自分の将来のためです。自己投資と思って基本的なことを身につけるまでは学習に集中しましょう。

 営業の学習は、仕事をしながらおこないます。仕事を通して学習を進めます。営業がわかったら営業に出かける、ではいけません。わからないながらも、やってみて経験から学んでいきます。

 更に、早く実績をつくりたければ、既存取引先の成約の経緯やパターン、お客さまのニーズなどを研究します。必ず、自分の営業に役たちます。

 営業の学び方には、3種類あります。1つは職場で上司や先輩から直接指導を受けるOJT(職場内訓練)です。そして、会社の人事部門や業界団体が主催する研修やセミナーなどのOff・JT(集合研修)です。そして最も重要な学習法が、Self Development(自己啓発)です。

 自分自身のキャリアは、自己啓発でつくることが原則です。このような姿勢と取組みを“自律”といいます。今求められている人材は、自ら考え、行動し、成長する“自律型人材”です。

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