部下の目標設定は、まず上司の準備から。

 先週の目標管理実践研修は、2回のロール・プレィングを行いました。1日目は、上司からの職場運営方針の説明。2日目は、上司からの部下の目標設定について。

 2日間の研修は、①目標管理の基本的な考え方②職場の目標、方針の立案と説明③部下の目標設定④業務の進捗管理⑤部下指導、の内容です。

 『目標による管理』は、部下の主体的な取組みによる目標達成を期待します。そのためには、まず上司からの情報提供が欠かせません。部下は、職場の目標、方針、重点課題を理解して、自分の適切な目標を考え、目標設定面談に臨みます。

 研修では『目標達成支援シート』(これもToolですね。)を作成し、わかりやすく説明する練習をします。多くの管理者は、職場の状況や責任者としての考え方を示さず、部下の目標を割り当てます。部下は、与えられた目標を達成するよう、指示されます。(もっと、部下の意欲を高める過程があるのでは・・・)

 『目標による管理』は、よくできた組織的な目標達成の仕組みです。(目標管理制度は、Systemです。)管理者の制度運用力を高める(Education)ことによって、みんなが幸せになれる仕組みです。

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