「会議が変われば、会社が変わる」~会議進行の技術を学べ~④

※本ブログは、船橋商工会議所会報誌「HandShake(2023.3月号)」に寄稿した原稿に加筆したものです。

 ファシリテーターが活用するスキルと実践のポイント

 それではファシリテーターの言動を具体的に紹介しましょう。会議には「会議前」「会議中」「会議後」でやるべきことがあります。

「会議前」は、議題や参加者についてよく理解します。どのような会議になるか予測しておくことが大変重要です。経験が浅いファシリテーターが最も困ることは、「会議中」に不測の事態が起こりファシリテーションが機能しなくなることです。

 どのような会議も「全く同じ」ということはありません。時間の経過と共に生き物のように変化していきますので、プロセスの管理が最も難しいといえます。

 経験を経て対処法が身につくものですが、どのような会議になりそうか、事前に想定しておくことはとても有効な準備です。「備えあれば憂いなし」。

 ファシリテーションは、「参加者中心の話し合い」を重視します。予め結論を決めておいたり、参加者に押しつけることがないように注意しましょう。

 円滑に話し合い時間内に終えるために、「会議進行表」をつくります。分刻みでは窮屈な会議進行になりますので、大まかな時間帯を設定して項目や注意点を時系列で書きます。

 会議進行のシナリオとしても使います。会議の主旨に沿った机の配置や必要な道具なども準備します。会議に関する情報は、会議前に案内しておきましょう。   

<続く>

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