コミュニケーションの各論としてのアサーション①

 コミュニケーション研修をやる講師は多いだろう。アサーション研修は、どうか。

 コミュニケーションの概念は広い。お互いを理解するために、聴き、話し、たずね、理解する。アサーションは、“話す”ことに関する考え方の一つだ。コミュニケーションを総論としたら、アサーションは、各論と言える。コミュニケーションのスキルを細分化して、研修プログラムを体系化することができる。

 assertionは、名詞で、“主張・断言”のこと。assertiveは、形容詞で“断定的な、独断的な”と辞書にはある。研修で活用するなら、『自分も相手も尊重した、責任を伴った主体的な自己主張、自己表現』と定義することで、理解してもらえるだろうか。

 単に、主張・断言と理解するよりは、教育的価値があるだろう。どのような自己主張であるかが、大事だ。

 今日の職場には、様々な人々が所属し、多くの関係者が係わるので、よりコミュニケーションが重要だ。具体的にどうしたら、よいのか?その答えの一つは、アサーティブに話し合うことだ。お互いに、『誠実に』『率直に』『対等の立場で』『責任のある発言』をすることで、お互いを理解し、よい結論を得ることができる。≪次回に続く≫

 

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