研修所感②

 報告・連絡・相談は、定義を説明し、具体的に“何を”報・連・相すべきかと、ワークシートに書き出す実習をしました。中堅職員研修でも同様の実習をしていますが、“書けない”受講生が多いです。意味が理解できていても、内容がわかっていなければ意味がありません。

 上司は、“報・連・相しろ”と言いますが、具体的な指示をしていないのでしょう。今日の部下は、言われたことはきっちりする傾向があります。(逆に、指示されていないことは、考えない、しないと言われています。)

 しかし、上司の立場に立てば、全てを指示することは現実的ではありません。部下は報・連・相の定義を学び、何を報・連・相すべきか、自分で判断する能力が必要です。

 報・連・相を続けるうちに、上司とのコミュニケーションで必要、不必要の判断ができるようになります。また、“何を”報・連・相すべきかは、上司によって相当違いがあると思います。細かい上司、おおざっぱな上司といるでしょう。

 今後、若手研修では、具体的な例(一般論ですが)を提示してから、充分考える時間をとります。管理者研修では、報・連・相させる項目をワークシートに書き出し、具体的に指示をするようにします。

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