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メッツ・コンサルティングの仕事。
弊社は、様々な案件に対応していますが、基本的な仕事の進め方は、次の通りです。
以下、コンサルティングの場合です。
営業力強化や業務改善、人材育成など、どのようなテーマでも、最終的には社員の意識と行動が変わらなければ、成果がでません。意識と行動は、どう変わったら良いのでしょうか。最初からコンサルタントが答えを用意しているわけではありません。また、コンサルタントが、“こう、しなさい”と言って、そうなるものではありません。また、コンサルタントの思いつきで、進めるわけにはいきません。
だから、クライアントの現状を調べます。調査結果を共有し、当面の目標と進め方を話し合います。当事者の意識と行動は、業務遂行の手段ですので、まず業務設計と能力要件を作成します。次に、業務遂行に求められる意識と行動を具体的書いたマニュアルを作成します。マニュアルに基づいた業務遂行ができるように、教育訓練を行います。
従って、弊社の日々の業務は、調査、ミーティング、業務設計、マニュアル・ツール作成、教育研修に明け暮れているのです。
マニュアル作成の場合、原稿は社内で作成しますが、デザイン、印刷は、パートナーのデザイナー、印刷工場に外注しています。これまで、多くのマニュアルを作成しました。そのマニュアルを教材に、実践的な研修を行っていますので、成果が出ています。
これが、METS-cの仕事の進め方です。(M-S-T-E)
夏季休暇は、読書の時間にあてています。
今年の夏は、まとまった休暇を取ることができました。たまりにたまった本を読む時間にあてています。自宅にも、オフィスにも未読の本が山積みです。仕事がらみの本が多いですが、ノウハウ本から基本的な考えを書いた本まで多種多様です。
金融機関との取引が多いので、金融関係の本が目立ちますが、改めて経営の基本やマネジメント関係の本も読みなおしています。日頃は、情報を発信する側なので、時間が取れた時は情報を収集してネタをつくらないといけません。
また、専門書を読んだら、薄くて字が大きい全体観がわかる本を読むことも大事だと思います。本もいろいろあるので、選ぶ側の能力も問われると思います。限られた時間なので、自分に必要な本を選んで効率的に知識を増やしたいと思います。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑が続いていますが、皆さんお元気ですか。
先月は、弊社の決算月でした。第七期は、お陰様で売上、利益とも目標達成することができました。
2002年に独立してから、12年目に入りました。ここ数年で、他分野のプロフェッショナルの方々と、一緒に仕事をする機会が増えました。これからも初心を忘れず、クライアントの問題解決のお役にたちたいと思います。
今後とも株式会社メッツ・コンサルティングを宜しくお願い申し上げます。
どうぞ、ご自愛ください。
日々、研修の実習を考案しています。
今日の参加型研修に実習は、欠かせません。もっと効果的な実習はできないか、と常に考えています。
OJT研修で、効果的な教え方、非効果的な教え方の違いを気づいてもらいたいとします。
効果的な仕事の教え方は、『6段階』で進めます。『6段階』とは、“やって見せ”、“言って聞かせて”、“させて見せ”、“ほめてやらねば・・・”と言ったら、大体おわかりでしょうか。
非効果的な指導は、率先垂範もしないし、説明もしないし、褒めもしなければ、注意もしない、『俺のやり方を盗め!』、『背中を見て覚えろ!』というやり方です。
そこで、研修の中で、“何か”を教える実習をやるわけですが、折り紙を使ってみては、いかがでしょうか。
最初に、上司役が折り紙の練習をします。(ペアで、お互いに率先垂範の準備をします。)自分が折れるようになったら、部下役の前で、黙々と折り紙を折ります。(非効果的な教え方。)そして、部下役に同じように折るよう、指示します。(複雑な折り紙は、見ているだけでは折れません。)
今度は、『6段階』のステップで、折り紙の指導をします。結果、時間は掛かりますが、部下役は、確実に折れるようになります。(あ~、やっぱりちゃんと、教えないと仕事は覚えないね、という気づきが得られます。)
ポイントは、研修の中に“どんな仕事”を設定するか、です。折り紙なら準備も楽ですし、少し盛り上がります。
先週のマーケティング研修について。
先週のマーケティング研修は、ケース・メソッドのプログラムでした。某大学のビジネススクールで作成された、『有名食品メーカー』のケースです。
マーケティングの基本や手法を学ぶ研修ですが、ケース・メソッドなら様々な部署の受講生が集まっても討議をすることができます。ある程度の分量(A4、16頁)があるので、事前の読み込みが必須です。また、論点は事前に提示して、意見をまとめてから参加してもらうことが重要です。
ケース・メソッドは、受講生自身が答えを模索する過程での学びを重視します。講師が予め正解を用意しているものではありません。日々、答えを模索することに慣れている経営管理者には、効果的な学習方法です。中堅社員の研修では、“結局、正解は何か?”と、正解を求められることも少なくありません。
受講生満足の観点から、ある程度の模範解答を提示することも、必要かも知れません。これは、教育サービス提供者の柔軟性と言えるでしょうか、それとも迎合でしょうか。