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研修効果を高めるシナジー効果②

2011年12月11日

 研修効果を高めるには、まず、よいプログラムを設計し、よい講師が研修を担当することが、大前提です。“行動変容”を目的とするなら、研修とは別に、社員が“働く環境の整備”が必要です。研修は、受講生個人にアプローチする方法です。職場で個人の行動に影響を与える要素は、規範です。

 具体的に言えば、組織の評価制度と職場の評価・業務設計です。研修後の行動が評価され、人事考課に反映されなければ、リスクのある新しい行動をあえて行おうとはしないものです。従って、人事考課要素に基づいた研修を行うか、研修で学んだ行動を評価する取り決めを、予め直属の上司と行っておく必要があります。そうすることで、研修と制度がリンクし、受講生が安心して、“行動変容”を受け入れることができます。

 これをMETS-cでは、教育と制度のシナジー効果と言っています。当たり前のようですが、人事部門と人材開発部門が連携していない研修が少なくありません。

 女性職員に求める行動変容は、どのように評価にされるのでしょうか?

 次回は、研修と業務設計のリンクの話です。


研修効果を高めるシナジー効果①

2011年12月06日

 プロの研修講師なら、研修の場で受講生をやる気にさせることは、そう難しいことではありません。受講生の満足度評価でも、5点満点中4点台を出すことができます。研修担当者も満足し、“よい研修だった。”ということになります。

 組織開発は、研修の後のことを考えます。職場に戻ったら、研修前と行動が変わり、成果を出すのか、という点が気になります。組織開発では、研修を手段と考えているためです。研修は、行動変容の効果的な手段ですが、歩留まり(受講生が、行動を変える割合)は、決してよくありません。

 理由の一つは、本人が新しい行動をしようとしても、上司のマネジメントや職場の規範は変わっていないので、結局、本人も同調行動をとり、研修前の行動に戻るためです。

 これでは、研修に効果があった、とは言えません。行動が変わらないのですから。(もちろん、何かを知り、理解するための研修は、それ自体が目的になりますので、理解度テストをすることで、効果測定ができます。)

 言いたいことは、やる気になった女性職員の働く環境の整備を、研修と同時に行わなければ、せっかくの“その気になった”研修も十分な成果が出ないということです。

 それでは、研修効果を職場で持続させ、行動変容を促すにはどうしたらよいのでしょうか。それは、次回のTopicsで。


まず、女性職員を研修に呼ぶことです。

2011年12月04日

 前回を引き継いで、女性職員の戦力化の話です。保守的な業界には新しいテーマでしょうが、女性が活躍している業界は、珍しくありません。社会の大きな変化からすれば、女性の社会進出、晩婚化、不景気による共働きなど女性が働く条件は、整っています。

 しかし、女性が働く職場環境は、整っていません。女性の活用に積極的な業界や企業では、女性の採用、配置、育成、評価、処遇、福利厚生など、働きやすい仕組みが整っています。

 従来、日本の社会は、“男社会”と言われるように、男性中心の考え方で仕組みが作られてきましたから、女性を積極的に活用している企業は、“改革”を行った結果と言えるでしょう。

 働きたい女性は、多いが、働きやすい企業は、少ないというのが、現実ではないでしょうか。女性に人気のある企業は、社会的によいイメージをもたれているようです。また、マーケティングの観点でも女性の視点は欠かせません。要は、これからの“女性の活用”は、経営課題とも言えるのです。

 “それでは、何を、する?”と、言うことですが、意識付けと能力開発なら、教育という方法があります。これまで、あまり教育投資をしてこなかったので、女性職員の研修をやろう、ということです。

 それは、大変よいことです。これまで多くの女性対象の研修を担当してきましたが、あまり研修参加の機会がなかったせいか、“研修づれ”しておらず、とても真面目で、能力の高い受講生が多いです。新入社員からベテラン、パートさんまで、です。

 しかし、『女性職員の戦力化、成功の本質』は、別のところにあります。それは、次のtopicsで。

 


“信用金庫・信用組合”の来期の研修トレンドは?

2011年11月26日

 今年も残り1ヶ月となりました。皆さん、お元気ですか。今年の冬は、とても暖かいように感じますが、油断は禁物です。インフルエンザの予防接種を済ませ、クライアントを訪問しています。

 この時期、クライアントの皆さんは、来期の事業計画のための情報収集、事業計画の立案を行っています。案件を抱えつつも、この時期の訪問活動は、欠かせません。直接、クライアントを訪問することでニーズを把握することができますし、来期提案の依頼も増えてきます。

 ここ数年、金融機関の研修のご依頼が増えています。あくまでも弊社が担当している範囲でのトレンドですが、これまでは、『新入職員の指導職員研修』のニーズが多くありました。“ゆとり世代”の新入職員をしっかり育てよう、というテーマです。

 今年辺りから、テーマになっているのが、『女性職員の戦力化』と『若手渉外担当者の面談力向上』です。前者は、離職率の低下(賃金高騰)と役割の強化が背景にあります。後者は、実績向上を背景とした課題解決がテーマです。

 弊社の行っている組織開発は、『当事者のニーズに応える』ことから、始まめます。まず、クライアントが必要としているテーマからお手伝いをさせて頂き、更に成果を高めるご提案を、致します。組織の問題解決は、テーマを多面的に捉えて、シナジー効果を活用し、全体の整合性を図ることが重要です。

 詳細は、次のTopicsで!


コンサルタントの健康管理は、どうなのか?

2011年11月04日

 METS-c は、『健康な組織づくり』を推奨しています。組織は、職場(集団)の集合体であり、最小単位は個人です。従って、健康な個人が、健康な職場をつくり、健康な職場が健康な組織をつくるという関係にあります。

 それでは組織開発を担当するコンサルタントは、健康でしょうか。毎年、冬の始まりと春の始まりは、体調を崩します。季節の変わり目には、咽喉の調子が悪くなります。(体調)特に冬の乾燥には、要注意です。体が季節の変化に順応するのに、時間が掛かります。また、疲れは体の“弱いところ”に症状が出るようです。それに、そろそろインフルエンザの予防接種を受けなくてはなりません。

 春先は、花粉アレルギーで咽喉の調子が悪くなります。(体質)自分の体調のサイクルを知っておくと、事前に対処できますので、大事には至りません。

 組織や職場にも体質や体調があります。組織の健康状態も一定ではなく、常に変化しています。ならば変化を先取りし、対応することに注力しましょう。経営者は、中長期の体質改善を考え、管理者は日々の職場の体調管理が役割です。そしてMETS-c は、組織の健康管理をサポートします。(組織の問題は、見て見ぬ振りが一番危険です。早期発見が早期解決につながります。)

 気になることがありましたら、『組織の健康診断』を受けてみませんか。


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