今月、当社は新年度を迎えました。
今年は、独立して事業を始めて24年目の年、法人化して第20期となります。
これまでは、ただ前を向いて全力で走り続けてきました。
近頃はこれまでのキャリアを振り返ったり、いつまで仕事を続けるか、など考えることが増えてきました。ビジネスマンならだれでもそういう時期を迎えるものですが、私事は格別です。
会社員とは違うキャリアですから単純な比較はできませんが、人として年齢を重ねるという点では同じです。時代は大きく変わり、生き方や働き方も多様化しています。
元気で長く働くことをよしとするなら、「変わり続けること」が秘訣だと思います。「人」も「事業」も長生きするためには、変化への対応が生死を分けるでしょう。
研修の決まり文句ではありませんが、実感です。新型コロナウィルスの蔓延による社会的な対応はビジネスに大きな影響を与えました。コロナ期を何とか乗り越えコロナ後の事業展開を「研修」から「制度設計」に変更しました。
研修事業からキャリアをスタートし、さまざまなプログラムをつくり毎日のように研修をおこなっていました。時代のニーズや業界動向、自分の指向性も変化したことで、今は「人事制度設計」のコンサルティングが売上の中心となりました。
現在も研修を中心に活動していたら、仕事は減り体力の限界を迎えていたと思います。
「人事制度」は、時代や働き方の変化とともに、常に新しい制度が生まれます。形骸化した制度は改定の時期を迎えています。お蔭様で案件は多く、忙しい日々を送っています。
(ブログの更新がほとんどない状況は、制度運用マニュアルを日々作成しているためです)
さて、来年は60代となりますが、まだまだやりたいことがたくさんあり、自分の仕事に満足していないので、もうしばらく仕事を続けることとします。
以上