新しい時代のマネジャー像(5)キャリア選択

 キャリア選択は、早い方がよい。早くスタートした方が早くゴールできる。会社や組織には、計画を立てる人と実行する人、決める人と従う人、マネジャーとメンバーがいる。

 組織は目標を効率的に達成するために役割を分担している。自分はどの役割を選ぶのか、選択は早い方がよい。成熟に時間が掛かるからだ。昨日今日の選択で、十分な役割を果たすことは難しい。選択が遅いと準備不足のため求められる成果を出せない。

 マネジャーにしろ、スペシャリストにしろ一定のレベルに到達するには、時間が掛かる。一定以上のレベルなら、どこでも、長く働ける可能性が高い。そのためには、目標をもってキャリアを重ねる必要がある。

 どちらもメンバーからキャリアをスタートさせ、組織で働く基本を学び、機会を得てキャリアを実現させる。(日本の新卒採用は、キャリアをスタートさせるに当たり、とてもありがたい仕組みだ。)

 自分がマネジャー志向かスペシャリスト志向かは、学生時代に考えることだ。それまでの人生で“何となく”でも自分の志向性が分かるだろう。意識して、自分を見つめていれば、よりはっきりする。

 早期キャリア選択は珍しいことではない。職人のキャリアは、スタートが早い。国内でも国外では、先祖代々職業を世襲する仕組みはある。早く始めれば、成熟も早い。

 サラリーマンのキャリアは、大卒なら22歳からの“何となく”のスタートだ。“人に従いながら、迷いながら”の毎日でモチベーションが上がるだろうか。

  学生時代にすることは、自分を理解し、自分のキャリアを自分で意思決定することだ。(単位取得より優先順位は高い。)社会に出る前の準備だ。意思決定していない学生が、内定を取れないのだ。

 “自分探しの旅”は、学生の特権だ。

 マネジャーになる選択をして、メンバーとしての経験を積めば学習効果は高い。マネジャーに登用されるころには、十分準備ができている。“自分を試そう”と思うから、モチベーションも高い。

 マネジャーのキャリア選択は、就職前から始まっている。

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