≪信用金庫 組織運営の健全度調査について(1)≫

『信用金庫 組織運営の健全度調査』について説明します。

 この調査は、信用金庫専門の組織調査です。金融機関の不祥事件の研究や職員研修の実績から開発した、信用金庫の健全度を把握する調査ツールです。

 不祥事件が発生すれば監督官庁(以下、当局)の指導のもと再発防止に取り組むこととなります。当局も従来の内部管理強化の指導はもちろん、人材育成や組織文化にまで訴求します。

 不祥事件の原因は、組織運営の不健全性にあり、組織運営が健全であれば不正は未然に防止され再発は防げるのです。

 本調査は、「組織文化」「経営管理」「人事施策」の3分野に関して“組織運営の健全度”を調査報告します。さらに3分野を25要素に分類し89項目の質問でデータを収集します。

 職員一人一人が無記名でWeb上の質問項目に対して5択をクリックして回答します。営業店でインターネットの接続が不可の場合、調査票を配布し、回答票(紙)を回収し、弊社でデータを集計します。

 最も興味のあるデータは、「どの部署で不正が行われているのか、これからどの部署で不正が行われるか」だと思います。

 本調査は、調査コードを設定しますので(1)役職別(2)部門別(3)所属別(4)男女別などの健全度がわかります。健全度が低ければ不祥事件の発生可能性が高いと考えられます。

 調査コードと質問項目のクロス分析によって“健全度”を詳細に分析できます。このデータによって役職別、部門別、所属別、男女別の健全化対策が立てられるということです。

 本調査では、さらに「潜在的不正発生可能性診断」を報告します。

≪続く≫

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