「課題解決」の動機付け。

 「課題解決」は、重要な取り組みだ。事業推進には必ず課題がある。自社の都合では進まないのだ。よい課題を設定し解決できれば、次のステップに進むことができる。

 想定できる課題もあれば、いきなり直面する課題もある。「課題解決」は未経験の事態も多いため、予め「解決策」が用意されているわけではない。過去に正解はなく、上司にもないし本部にもない。

 だから、その都度考えるしかなく「考える」能力を開発する必要がある。

 と言うことで「課題解決研修」をすることになる。

 「課題解決ステップ」のSTEP.3は、「成果目標の設定」だ。課題解決には、大変な労力が必要なので相当の動機付けが必要だ。課題解決の過程で「なぜ、こんな苦労をする必要があるのか」「この先に何があるのか」と思い、挫折しかねない。

 若手の「課題解決研修」では、「自分の課題」を「解決」させる。「成果目標の設定」では、まず、自分の課題が解決された姿を書く。

 「課題:資格を取得するためには、どうするか」「成果目標:資格を取得する」⇒「資格を取得できたらどうなるか?」⇒「知識が増える」⇒「知識が増えたらどうなるか」⇒「・・・となる」と考えていく。

 その先には、「自己実現」が待っている。「上司からの評価」「収入増」や「出世」「やりがい」など自分の欲しいものに到達するまで考えていく。

 「自分の課題解決」が「自己実現」につながるロジックだ。だから、当面の「課題解決」に注力する必要がある。いきなり「自己実現」はないからだ。最後は、「自分が仕事をする意味」に気づく。みな、「幸せ」になるために働いているのだ。

 受講生自身が「課題解決に納得して」、STEP.4の「原因究明」へと進む。

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