新任係長研修における女性比率の増加について。

 先週は、信用金庫協会主催の『新任係長研修』を行いました。2日間のプログラムを2週に分けて実施するプログラムです。東京都内の信用金庫から選抜された係長が参加されました。

 26名の参加者のうち、10名が女性係長です。女性の戦力化は、信用金庫の大きな課題ですが、研修の場に積極的に参加する(派遣される)ようになってきました。30代の方が中心ですが、受講態度や実習、発表の内容から、とても期待できる人材ばかりです。優秀な人材が多いと感じました。

  ベテラン女性職員をリーダーに指名する場合が、多いですが、本人の弁によると、“長くいただけで、リーダーに指名された。”、“周りの人が辞めていったから、私しかいなかった。”、“全く、その気がない。”、“急にそんなこと、言われても・・・”という発言が目立ちます。離職率が低下して、役割が変わるといっても、これまでリーダーとしての教育を受けていません。本人だけの責任とは言えません。

 そういう意味では、自ら望み、リーダーとしての自覚をもち、教育を受けられる女性係長には、期待大です。

 係長を初級管理職と位置付けて、マネジメントの基本と人の管理を学ぶプログラムですが、いずれ課長、店長を目指す人材は、早目に管理職としての心構えを整え、実践の中から経験を通して成長して頂きたいと思います。そのきっかけになれば幸いです。

 受講生の皆さん、2日間お疲れ様でした。(宿題が多くて、大変でしたね。)

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