研修会社の季節商品、“新人研修”について。

 世の中の商品には、その季節ならではの旬の商品というものがある。研修にも、季節商品がある。新人を対象とした研修もその一つだ。3月から4月の春は、新人研修の季節だ。そして、秋または翌年の春には、新人フォロー研修がある。

 新人研修に比べて、フォロー研修を実施する企業は多くないが、近年は入社1年目の成長を重視して、検討している企業は多い。講師の希望としては、新人研修に続いて、フォロー研修も担当させてほしい。6か月でも12か月でも、この期間の成長は、目を見張るものがある。

 学生とほとんど変わらなかった新人が、短期間でビジネスマンらしくなっていく変化を実感できることは、講師冥利に尽きる。採用担当者も同様の思いではないだろうか。

 更に欲を言えば、新人指導員の研修も任せてほしい。新人研修の後に新人指導員研修を行う場合は、今年の新人について詳細に語れるし、新人研修の内容も伝えられるので、教育効果はとても高い。

 こちらの気持ちとしては、新人指導の引き継ぎをするような感覚だ。“ここまで、指導したので、ここからここまで、お願いします。”と言う感じだ。

 来年は、どのような新人に出会えるのだろうか。今から、楽しみだ。

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