『ビジネスマナー・コンテスト』の進め方④

 ビジネスマナーの実践は、状況対応の連続だ。研修では型を覚えるといっても、実践で役に立たなければ学習の意味がない。また、ビジネスマナーは、連続的に流れの中で求められるので、個別項目の学習だけでは不十分だ。

 例えば、『名刺交換』には、直立、15度のお辞儀、笑顔、挨拶、発声、敬語、名刺交換などが連続的に必要となる。一つの仕事を担当する場合には、上司に対する態度、指示命令の受け方、仕事の進め方、報告、連絡、相談などの要素がトータルで必要になる。

 それらを、“流れ”で経験し、試す場がコンテストだ。失敗したからと言って、“今のは、なし”とは言えない。それが、ビジネスマナーの実際だ。

 更に、講師は上司役となり様々なアドリブを繰り出す。指示・命令の内容を変更する。連絡が取れる場合、取れない場合、重要な書類がある場合、ない場合など、様々な状況を作り出す。

 上司の立場で“ほめる”、“注意する”を行い、上司と部下の関係を理解させる。そして、講師は、ロールプレイング中にメモを取り、一人一人にビジネスマナーのアドバイスをする。

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