社員の行動を変える方法。

 企業活動の基礎は、突き詰めてみると社員一人一人の行動にある。その行動の積み重ねが企業の歴史であり、社員の行動の結果が業績であり、組織文化(組織の行動様式)を醸成する。

 だから、社員の行動に着目し、よりよい行動をするように働きかけることが企業活動においては重要だ。人の行動に着目した研究を「行動科学」という。

 「行動科学」とは、組織や集団における人間の行動を科学的・実証的に研究する一連の取組みを総称するものである。社会学、人類学、心理学、社会経済学その他の多くの学問分野から構成されている。(参考:『管理者のためのマネジメント理論』宮田 薫 著)

 一般的には、あまりなじみがないかも知れないが、組織開発はもちろん人材教育の分野では基礎理論として重要である。

 人の行動には、動機がある。人は、さまざまな影響を受けて行動する。人の行動に影響を与え、方向づけることを動機付けという。正しい行動の動機付けができれば人は正しく行動し、その逆なら不正行動をする。

 人の行動に影響を与える要因とは何か。

≪続く≫

 

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