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「自学研修」講師の役割。
自ら学ぶ環境づくりが、研修プログラムのねらいだ。自主学習(グループワーク)の時間は、講師にとって大事な仕事の時間だ。
一人当たりの教育費を下げようと多くの受講生を詰め込む研修があるが、教育効果はあまり期待できない。一人ひとりの学習意欲や習得能力は違う。知識教育ならともかく行動教育は、個別指導が必要だ。
自主学習中に講師がグループを巡回することにより、多くの受講生がいても個別指導をすることができる。意欲と能力の高い受講生には、短い時間で確認と承認(ほめる)をおこなう。習得が不十分な受講生には時間を割き、個別指導する。そして、研修全体の品質管理を行う。
この方法なら自主学習の時間に受講生一人ひとりと十分なコミュニケーションを図り、個々のニーズに応えながらグループワークのフォローをすることができる。
研修プログラムが、新人を自立に導く。
人は必要に迫られた時、自ら学び始める。いくら説得されても、自分が必要と思わなければ本気で身につけようとはしない。そんな学習は、当然、学習効果が低い。
ビジネス・マナーが必要だと、新人は知っている。就活の段階で面談の仕方など教育を受けている。わからないのは、どの仕事の中で、いつ、どのようなマナーが必要か、その時どうすればよいか。就業経験がないのだから当たり前だ。
だから、研修の中で経験させる。
この研修で、主体性のない新人など一人もいない。自分が演じる役のビジネス・マナーを必死で「自学」するからだ。
※「自学」とは自主学習のことだ。研修の1/3が、マナーの各論学習。1/3がグループの自主学習。1/3がロールプレイング・コンテストだ。
講師が「いいから、やれ!」と言うことは一度もない。コンテストの状況を提示するだけだ。「質問」や「相談」に対して「それなら、もっとこうした方がよい」と「助言」する。
なぜ、主体的に学ぶのか。新人は、一見消極的に見えるが、「みんなの前で恥ずかしい思いをしたくない」「うまくやって見せたい」という積極的な気持ちは強い。だから、一人ひとりに活躍の場(役)を与える。
ビジネス・マナーは、相手の評価で決まる。
だから、コンテストも評価して優劣を決める。グループの総合評価なのでチームワークも体験できる。
自分たちでシナリオを書き、配役を決め、セリフを書き、稽古する。わからないことは自分たちで調べ、講師に質問し確認する。
研修プログラムが、新人を自立に導く。
≪続く≫
自分たちで学び始める研修、『自学』のすすめ。
この時期、全国で新入社員研修がおこなわれている。新入社員に主体性を求める企業は多い。自ら進んで学び、仕事を進める姿勢は新入社員研修の目標でもある。
ビジネス・マナーは、新人研修の必須項目だ。研修目標と学習項目からプログラムを設計すると、主体的にビジネス・マナーを学べるプログラムが、よい研修と言える。
ビジネス・マナー研修は多種あるが、講師が「教える」ことを目的とすると、新人は「教わる」ことになり「受け身」になる。新人が「やる」ことを目的とすると「自ら学ぶ」ことになる。
また、ビジネス・マナーを各論で学んでも実践では役に立たない。実務では時間の流れの中で様々なビジネス・マナーを連続してできなければならない。
そんな実践的なビジネス・マナー・プログラムには、「ビジネス・マナー・コンテスト」が効果的だ。何を「やる」かと言うと、設定された状況で自分たちで考えたシナリオを舞台で演じるビジネス・マナー劇をやる。
≪続く≫
中央会は、JAの「自己改革」を指導する覚悟があるか。
平成29年度が始まった。改正農協法が施行され1年が経過した。
都道府県中央会は、平成31年9月末までに連合会に移行する。JAは自立を求められ「自己改革」を進める。地域の農協が自由な経済活動を行い、農業所得を向上させるためだ。
中央会は、法律上の規定が削除されるため、JAに選ばれる指導機関として「中央会自身の改革」が求められる。
弊社は、中央会と協働でJAの「自己改革」を推進する立場だ。JAグループの指導機関である中央会の役割は、これまでもこれからも重要だ。JAを支援する中央会の支援が弊社の役割だ。
今、JAに必要な指導・支援は「自己改革を成功させる指導・支援」だ。弊社は、そのノウハウと実績を中央会と協働で作っている。
中央会は、JAの自立を指導する覚悟はあるか。平成29年度、新体制がそれを問われている。
弊社の近況について。
弊社は少しづつ事業領域を広げ、売上の比率は研修からコンサルティングに移行している。単品研修の受注から始まり、問題解決を目的とした複合研修の提案へ。
METS methodを活用したコンサルティング案件も増えた。①Meeting ②Education ③Tool ④Systemをシナジーさせたコンサルティングは、取引が継続している。
そして、2016年から業界別Web調査を開始した。ES向上や組織の健全化は重要な経営課題でありニーズが高い。METS-cの強みは、カスタマイズにありクライアントと一緒にツールを開発し、問題解決を進めることもある。
3月~4月は、新入社員研修の毎日で、現在年間700人から800人の新入社員の指導を行っている。この季節案件は経営的にも、社会的役割としても大切な仕事だ。
多くの協力者のみなさんのお蔭である。感謝申し上げます。


