オーダーメード・スーツをつくったこと、ありますか?

 私は、人事コンサルタントとして人事制度の設計と運用教育の仕事をしています。コンサルティング業界の一人といえます。しかし、前回書いたように、コンサルティングはよくわからない仕事です。

 どのように説明したら、よくわかってもらえるのか。私の仕事のやり方と似ている、もっと一般的な仕事を例として説明しようと思います。

 「オーダーメード・スーツをつくったこと、ありますか?」オーダーメードの靴でもいいのですけど、この仕事によく似ていると思います。

 お客様一人ひとりの体型や好みに合わせて、オーダーメイドの服を仕立てる専門職人をテーラー(tailor)といいます。テーラーの仕事は、機械による大量生産とは真逆の手作業を中心とした丁寧なものづくりです。(既製品の服は、レディメードです。)

※オーダーメードとレディメードのどちらが正しい、優れているという話ではありません。

 オーダーメードの服が、あなただけのためにつくられた服であるように、私のつくる人事制度も依頼先の会社のためにつくる制度です。そして、運用マニュアル(実施要領)の形で納品します。

 テーラーは、「仕立て屋」とも呼ばれ、特に紳士服を専門とする職人としてたくさんの人が働いています。テーラーの仕事は単純な縫製作業ではなく、お客様の体型を正確に把握し、着心地と見た目の美しさを両立させる技術が求められます。一着の服を完成させるまでに、何度も試着を繰り返し、細かな調整を重ねていく職人気質が重要な要素となっています。

 私の仕事も考え方は、一緒です。

 あなたが、スーツをオーダーした経験があるなら、あなたはコンサルティングを受けたことになります。満足されましたか?                                《続く》

【制度職人:新井陽二】

 

 

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