テーラーの仕事と人事コンサルタントの仕事の共通点。

 まず、テーラーの仕事の手順を簡単にご紹介します。

 お客様へのカウンセリング段階でのヒアリングから始めて、お客さまの最適なデザインと生地の提案。次に採寸作業をして、型紙作成と生地の裁断をおこなう。その後に、仮縫い(試作段階)を経て、お客様に実際に着用していただきながら微調整を重ね、完成させます。

 この作業工程が、人事制度の設計手順とよく似ています。

 私が、とても重視しているのは調査です。コンサルティングの成功は、調査活動による質のよいデータ収集によって、ほぼ決まります。

 調査結果は、クライアントに報告します。その報告書の内容がとても重要です。調査概要、調査結果、人事制度のコンセプト、コンサルティング方針、スケジュール等で構成します。後々のボタンの掛け違いがないように、しっかりプレゼンします。

 人事制度の仕様をつくり、順次設計していきます。最終的には運用マニュアルにまとめますので、ある程度まとまった原稿をミーティングに提出し、確認をとりながら進行していきます。

 社内の合意や判断が必要になる局面も多いので、会議ファシリテーションの役割もあります。契約の期間内にマニュアルを完成させ、納品します。

 詳細は、省いていますが工程はよく似ています。特に、お客さまに何度も試着してもらい、微調整する工程とミーティングで何度も議論し原稿(帳票類)を修正する工程は同じことをしている、と思います。

 オーダーメードの場合は、トラブルなくお客さまに満足していただくために手間暇を惜しまないことが大事です。                                     《続く》

【制度職人:新井陽二】

 

 

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